綾瀬個別指導学院(講師編)です。
今回はボイルの法則についてです。
物理と化学で学びますが、式だけではイメージがしにくいと思います。そこで、身近な例を挙げて、具体的に説明したいと思います。
まず、ボイルの法則とは次のような法則です。
温度が一定のとき、一定量の気体の体積Vは、圧力pに反比例する。
pV=一定
では、ボイルの法則からいえる身近な例を紹介します。
例えば、密閉されたお菓子の袋を山に持っていくと、袋が膨らみます。これは、山のほうが気圧が低いため、袋の中の気体の体積が増加するからです。
他にも、中学の理科で雲のでき方を学ぶ際も、ボイルの法則が用いられます。
水蒸気をふくんだ空気が上昇していくと、上空では気圧が低いので、膨張して気温が下がり、露点以下になると、水蒸気が凝結し始め、雲ができます。ボイルの法則は、このような気体の体積と圧力の関係を表しているのです。
身のまわりの現象にボイルの法則は用いられています。
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