2018年9月27日木曜日

ボイルの法則(身近な例)

綾瀬個別指導学院(講師編)です。

今回はボイルの法則についてです。






物理化学で学びますが、式だけではイメージがしにくいと思います。そこで、身近な例を挙げて、具体的に説明したいと思います。


まず、ボイルの法則とは次のような法則です。

温度が一定のとき、一定量の気体の体積Vは、圧力pに反比例する。
           pV=一定


では、ボイルの法則からいえる身近な例を紹介します。

例えば、密閉されたお菓子の袋を山に持っていくと、袋が膨らみます。これは、山のほうが気圧が低いため、袋の中の気体の体積が増加するからです。

他にも、中学の理科で雲のでき方を学ぶ際も、ボイルの法則が用いられます。

水蒸気をふくんだ空気が上昇していくと、上空では気圧が低いので、膨張して気温が下がり、露点以下になると、水蒸気が凝結し始め、雲ができます。ボイルの法則は、このような気体の体積圧力関係を表しているのです。








身のまわりの現象にボイルの法則は用いられています。








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