2024年1月31日水曜日

都立入試2024 数学 出題予想

綾瀬進学指導学院 糸井です。


今回は、都立入試2024の数学についてです。

近年、大問4と大問5の最後の問題が難化していますが、今年の難易度はどうなるのか気になるところです。

しかし、気になることはそれだけではありません。出題内容にも着目してみたいと思います。

私が注目したのは次の2つです。


1つは、大問32次関数を出題するだろうということです。2023年1次関数のみの出題でした。これは2019年以来のことでしたが、極めて珍しいことです。ですから、2024年はほぼ確実に2次関数を出題すると思います。


もう1つは、大問1の問7四分位数を出題する可能性があることです。今年受験の中学3年生から四分位数が本格的にカリキュラムに組まれるようになったので、今年初めて出題される可能性は充分あると予想しています。

2023年はデータではなく確率が出題されている為、2024年データが出題されると思います。これらの予想が当たるかどうか、当日注目してみたいと思います。


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2024年1月29日月曜日

共通テスト2024 数学

綾瀬進学指導学院 糸井です。


ブログの更新がだいぶ空いてしまいましたが、久しぶりに時間が取れましたので更新致します。



今回は、共通テスト2024の数学についてです。

難易度数学ⅠA数学ⅡBともに例年並みだったと思います。


数学ⅠAは、問題文の誘導が丁寧な印象でした。データの問題も読み取りやすく、比較的易しかったと思います。

個人的には三角比の問題が、電柱の高さと影の長さという日常に関連させた共通テストらしい問題でしたが、三角比の定義や表を用いて解くだけで正弦定理や余弦定理など一切使わせない問題だった為、少し物足りない感じがしました。

また、整数の問題はメインテーマとして扱われる最終年とあってか、n進法から1次不定方程式の整数解まで、すべての内容を詰め込んできた印象でした。


数学ⅡBは、グラフの理解を問われる問題が多く、単純な計算だけではなかった為、やや難しかったと思います。

また、論理に関する理解も問われていたと思います。

数列は計算量が比較的少なく、解きやすかったと思います。ベクトルは誘導が丁寧で、比較的易しかったと思います。


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