2018年9月10日月曜日

都立入試対策(電磁誘導と検流計)

綾瀬個別指導学院(講師編)です。

今回は、電磁誘導と検流計についてです。





都立入試の大問6でよく出題されます。問われる部分は、棒磁石のN(またはS)極をコイルに(から)近づける(遠ざける)と、検流計の針の振れはどうなるかという所です。この問題には必ず前提があります。


例えば棒磁石のN極をコイルに近づけると、検流計の針が右に振れたとします。では、遠ざけると検流計の針の振れはどうなるでしょうか。

ポイントは、棒磁石から出る磁力線の数向きです。磁力線は、N極から出てS極に入ります。棒磁石のN極をコイルに近づけると、コイルの中はN極から出た下向きの磁力線の数が増えます。それを打ち消す上向きの磁力線を生じる向きに誘導電流が流れます。このとき、検流計の針は右に振れたのです。

では遠ざけるとコイルの中はN極から出た下向きの磁力線の数が減り、それを打ち消す下向きの磁力線を生じる向きに誘導電流が流れます。これは前提とはになります。よって、検流計の針は左に振れます。







検流計の針の振れの仕組みをしっかり理解しましょう。




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