綾瀬個別指導学院(講師編)です。
今回は、凸レンズでできる像についてです。
都立入試でもよく出題され、問われる部分は像の見え方と大きさです。像の見え方は、物体が焦点より外側にあれば倒立の像(実像)、内側にあれば正立の像(虚像)が見えます。
入試問題でポイントになるのは像の大きさです。スクリーンにうつる像の大きさは、レンズから物体までの距離を変えることで異なります。レンズから物体までの距離をa、レンズからスクリーンまでの距離をbとすると、像の倍率は b/a と表せます。
例えば、レンズから物体までの距離とレンズからスクリーンまでの距離が等しいとき、像の倍率は1となり、像の大きさは物体の大きさと同じになります。この状態よりレンズから物体までの距離を長くすると、逆にレンズからスクリーンまでの距離は短くなり、像の大きさは小さくなります。このことは、実際に作図してみるとわかります。
スクリーンにうつる像の大きさの仕組みをしっかり理解しましょう。
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