2018年10月11日木曜日

正方形と円の面積の大小

綾瀬個別指導学院(講師編)です。

今回は、正方形面積大小についてです。






周の長さが等しい正方形では、どちらの方の面積大きいでしょうか。このような問題を考えるとき、文字を使うことで解決します。

正方形の1辺の長さをacmの半径をrcmとします。ここで、raを用いた式で表します。

正方形周の長さが等しいことから、2πr=4a             ∴  r=2a/π  (cm)
面積は πr^2=π(2a/π)^2=4a^2/π (㎠)
正方形面積a^2 ㎠で、π<4 です。


では、結論はどうなるでしょうか。どのように証明すればいいでしょうか。ポイントはπ<4です。

まず、両辺をπで割ります。すると、1<4/π となります。次に、両辺にa^2を掛けます。すると、a^2<4a^2となります。


結論が出ましたね。周の長さが等しい正方形では、面積の方が大きくなります。








文字を使うことで、様々な問題を式によって証明することができます。





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