2021年5月19日水曜日

炎色反応の原理

綾瀬個別指導学院 糸井です。

今回は、炎色反応原理についてです。




高校化学では様々な物質のについて学びますが、高校までで説明ができるレベルではないので、語呂合わせなどで丸暗記すると思います。(沈殿・錯イオンの色など)

しかし、物質が特有のを示す反応には原理があります。そこで、高校レベルでも簡単に説明がつく炎色反応原理をお話しします。


炎色反応とは、アルカリ金属やアルカリ土類金属、銅などの金属を炎の中に入れると、各金属元素特有のを示す反応のことです。炎色反応語呂合わせは以下の通りです。

リアカー(Li )無き(Na 黄)K村(K 赤紫)。動力(Cu 青緑
借ると(Ca 橙赤)するも、くれない(Sr 紅)馬力(Ba 黄緑


では、反応の原理を説明します。

高温の炎の中に金属を入れると、原子は熱エネルギーによって電子が励起し、外側の電子軌道に移動します。

励起した電子はエネルギーをとして放出することで基底状態に戻り、この際に元素に特徴的な輝線スペクトルを示します。したがって、炎色反応には元素の波長が関係しています。(詳しくは、高校物理で学習します。)








炎色反応は花火の着色に利用されています。








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