今回は、身近な物体の慣性についてです。中学の理科で学ぶ ”慣性の法則” は、聞いただけではイメージがしにくいと思います。ですが、物体の慣性が現れる例は身近にあります。
まず、慣性の法則についてまとめます。
「外部から力を受けないか、あるいはつりあっている場合には、静止している物体は静止をし続け、運動している物体は等速直線運動を続ける。」というものです。
身近な例を挙げると、冬のスポーツであるカーリングです。カーリングはストーンを氷上ですべらせ、目的の位置までうまく到達させることを競うスポーツです。
押し出されたストーンは氷面から摩擦を受け、減速してやがて止まります。しかし、ブラシで氷面をこすると、ストーンと氷面の摩擦が少なくなるので、ストーンは減速しにくくなり、到達距離を伸ばすことができます。
物体は本来、静止の場合を含めて、その速度を保とうとする性質をもっています。これを慣性といいます。
他にも、電車に乗る際も慣性が現れます。電車が急に発車すると、乗客は静止状態を続けようとして、進行方向と逆向きに倒れそうになります。また、電車が急に停止すると、乗客は運動状態を続けようとして、進行方向に倒れそうになります。
物体の慣性は身近にまだまだたくさんあります。皆さんも身近な物体の慣性を探してみてください。
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