2020年4月1日水曜日

高校数学 順列と組合せの違い

綾瀬個別指導学院 糸井です。

今回は、順列組合せ違いについてです。




問題によって、どちらの考え方を使うのか悩むことがあると思います。多くの先生が、「並べる」なら「順列」で、「選ぶ」なら「組合せ」と説明すると思います。

しかし、もっと根本的な違いがあります。それは、取り出したものの並べ方考えるかどうかです。考える場合は順列になり、考えない場合は組合せになります。


例えば、35人の中から会長、副会長、書記を1人ずつ選ぶ方法は何通りかという問題を考えます。ただし、兼任は認めません。

この場合、35人から3人を選んで、会長、副会長、書記並べればよいので、考え方は順列になります。

逆に、35人の中から3人の委員を選ぶという問題なら、並べ方考える必要はないので、考え方は組合せになります。






順列と組合せの違いをしっかり理解しましょう。











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