今回は、放射能と放射線についてです。
東日本大震災で原発事故が起きて以降、学校教育でも放射能や放射線について、基礎知識を学ぶようになりました。
そもそも、放射能と放射線の違いをよくわからない方も多いと思います。そこで、まずは両者の違いを説明します。
不安定な原子核は、核外に粒子や電磁波を放射して別の原子核に変わります。原子核がもつこの性質を放射能といい、このとき放射されるものを放射線といいます。
このように、両者には明確な違いがあります。ですから、両者の測定単位も全く異なります。
放射能の強さを表す単位にはベクレル(㏃)が用いられます。
放射線量の単位は2種類あります。1つは吸収線量といい、単位にはグレイ(㏉)が用いられます。
もう1つは等価線量と実効線量で、単位にはシーベルト(㏜)が用いられます。
等価線量とは、人体が放射線を受けた(被曝した)とき、放射線の種類やエネルギーなどによる人体への影響の違いを考慮して、吸収線量を修正した量のことです。
実効線量とは、被曝する器官による人体への影響の違いを考慮して、等価線量を修正した量のことです。
次回は、放射線の障害と利用について説明します。
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