今回は、都立入試理科の大問5についてです。
化学分野が出題されますが、中でも多くの生徒が苦手としているのが化学反応式です。
学校の授業で反応式は暗記するように言われると思いますが、本来は暗記するものではありません。なぜなら、反応式にはしっかり理屈があるからです。
例えば、マグネシウム(Mg)の燃焼について考えます。燃焼させるということは、酸素(O2)が反応するということです。そして、この場合は酸化マグネシウム(MgO)が作られます。このことをそのまま式にすると
Mg+O2→MgO
となります。
しかし、このままでは間違いです。反応前の酸素原子は2個なのに対し、反応後は1個になっています。化学変化の前後では原子の種類と数は変わりません。(質量保存の法則)
ですから、数をそろえるために次のように書き直します。
2Mg+O2→2MgO
これなら反応の前後で原子の数は等しくなり、正しい化学反応式になります。
大事なことは、ある化学変化で何と何が反応したら、何が生成されるかをしっかり理解することです。また、反応の前後で各原子の数が等しいかどうかも考えましょう。
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