綾瀬個別指導学院 糸井です。
今回は、高校物理の特徴についてです。
私は高校生のとき、物理の授業を選択しました。選んだ理由は単純で、数学と似た科目だと思ったからです。自分の中で数学はある程度得意な方だと思っていたので、物理もできると思いました。
しかし、そんなに甘くはなく、高校生のときは物理の本質を全く理解できず、ようやく理解できるようになったのは大学生になってからでした。
「物理は難しい」と感じる方は多いと思います。丸暗記すればある程度点が取れる他の理科科目と違い、物理は暗記がほぼ通用しません。
化学は、全体的には暗記5割・理解5割くらいの科目です。理論化学のような計算がメインとなる分野と、無機化学や有機化学のような暗記がメインの分野に分けられます。
一方、物理は暗記1割・理解9割くらいの科目です。暗記事項というのはケアを怠れば誰でも忘れます。したがって、暗記科目はこまめな復習が必要となります。
暗記はほぼ通用しない物理ですが、一旦理解さえできれば得点しやすい科目です。ただし、決して簡単に理解できるというわけではありません。
物理は、数学的思考力や計算力が要求されます。そのため、数学の三角関数・ベクトル・を学習済みであるのが望ましいです。特に、物理の本質を理解するには「微分積分」が重要になります。
しかし、数学とは完全に別の科目であり、勉強法も異なります。数学ができれば物理もできるというのは、半分だけ当たっています。
確かに、物理にとって数学は不可欠な存在です。ですが、物理の難しさは問題文を読んで、立式ができるかどうかにあります。何の公式を用いて、どう数式を組み立てるのかがポイントになります。
逆に立式さえできれば、あとは数学的に式変形するだけです。大事なことは、たくさん問題を解いて物理的思考力を養うことです。同時に、微積分を用いて学習することで、物理の本質的な理解の手助けになり、数学と物理を一緒に学ぶ相乗効果が得られます。
これから物理選択を考えている方のご参考になれば幸いです。
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