今回は、「スカラー」と「ベクトル」についてです。
前回、負の数について取り上げましたが、今回も負の数が関わってきます。まずは、スカラーとベクトルの違いについてです。
スカラーとは、大きさのみをもつ量のことです。例えば、速さや質量、長さ、温度などはスカラー量です。
それに対してベクトルとは、大きさと向きをもつ量のことです。例えば、変位や速度、加速度、力などはベクトル量です。
負の数が利用されるのは、このベクトル量を用いるときです。
具体例を挙げると、東向きに移動する速度を+5m/sと表すとき、西向きの速度は
-5m/sと表します。
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