2018年11月14日水曜日

運動方程式と運動量保存則

綾瀬個別指導学院(講師編)です。

今回は、運動方程式運動量保存則についてです。









運動量保存則は、運動方程式 ma=F の両辺を時間tで積分することで導くことができます。
          m∫adt=∫Fdt …①

ここで、力積Iは、力F時間tの関係を示したF-t図面積から求められるので、①式は
         m∫dvdt/dt=I …②
と表すことができます。

さらに、力積受ける前速度v, 力積受けた後速度v'とすると、②式は
           mv'-mv=I …③
となり、運動量の変化受けた力積等しいことがわかります。


最後に、物体A, B衝突する前後で、A, Bの運動量の和変わらないことを次のように示します。

速度v1で運動する質量m1物体Aが、速度v2で運動する質量m2物体Bに追いついて衝突し、速度がそれぞれv1', v2'になったとします。

このとき、BAから受ける力Fとすると、作用・反作用の法則によって、ABから受ける力-Fとなります。③式から、このときの運動量の変化と力積の関係は、
       Aについて m1v1'-m1v1=-I
       Bについて m2v2'-m2v2=I
となります。

この2式を辺々加えると、次の式が得られます。
        m1v1+m2v2=m1v1'+m2v2'










この式が表すことは、全体の運動量は変化しない、すなわち運動量が保存されるということがわかります。










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