2021年7月8日木曜日

数学と物理の境界線 #7「エネルギー保存則」

 綾瀬個別指導学院 糸井です。


今回は、運動方程式からエネルギー保存則を導出します。


まず、運動方程式の両辺にvをかけてt積分すると

        ∫mvadt=∫Fvdt

ただし、積分区間はtからTであり、置換積分した後の左辺はt=vT=V、右辺はt=uT=Uとそれぞれ表すことにします。


左辺=∫mv(dv/dt)dt=∫mvdv=mV²/2-mv²/2

右辺=∫F(dx/dt)dt=∫Fdx=W

∴ mV²/2-mv²/2=W

よって、運動エネルギーの変化は物体がされた仕事W等しいことがわかります。


次に、物体に加わる力が保存力のみであるとき、保存力の定義より

W=∫Fdx=∫(-dU/dx)dx=-∫dU=u-U

∴ mV²/2+U=mv²/2+u

したがって、物体に加わる力が保存力のみであるとき、物体の力学的エネルギー保存されます。





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